家は風景の一部でありたい。
そして一人ひとりの生活の場面に寄り添う頼りがいのあるものでありたい。
例えば風雨や夏の強い日差し、冬の寒さから人々の生活を守る。
過不足なくひらかれた窓は、新鮮な空気を取り込むと同時に採光を可能にする。
壁や柱は構造として堅牢であるだけでなく、ここは安全な場所なのだという信頼感をもたらすだろう。
季節や一日の時の移ろいを窓からの景色や差し込む光の中に、人は今を生きていることを感じる。
こうしてあらゆる要素がバランス良く配置され、一つに統合されて初めて建築となる。
設計とは人の心を豊かにする場を築く営みなのである。

手嶋 保

(Tamotsu Teshima)
[一級建築士]

1963
福岡県生まれ
1986
東和大学建設工学科卒
1990-97
吉村順三設計事務所
1998
手嶋保 建築事務所設立
  • 平成26年日本建築士連合会賞・優秀賞(伊部の家)
  • 第12回かわごえ都市景観デザイン賞 2012年(川越の家)
  • 第24回住まいのリフォームコンクール優秀賞(道灌山の家)
  • 日本建築家協会優秀建築選2007(道灌山の家)
  • 所属団体:社)日本建築家協会、社)日本建築学会、東京建築士会
  • 関東学院大学 建築・環境学部非常勤講師、昭和女子大学非常勤講師
  • 著書:住宅設計詳細図集「伊部の家」

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